知立の強盗殺人事件 容疑者の男を「殺人罪」で起訴

知立の強盗殺人事件　容疑者の男を「殺人罪」で起訴 (22/06/29 21:18)

愛知県知立市で道路脇の側溝から男性の遺体が見つかった事件で、名古屋地検岡崎支部は、「強盗殺人」の疑いで逮捕・送検された男を、殺人罪で起訴しました。

殺人罪で起訴されたのは、知立市の工員、有馬滉希被告（26）です。起訴状によりますと、有馬被告は今年5月11日、知立市の路上に停車中の車及びその付近で、岡崎市の無職・三浦正裕さん（当時29歳）を刃物のようなもので複数回刺すなどして殺害したとされています。有馬被告は三浦さんから現金14万円あまりを奪っていたとして「強盗殺人」の疑いで逮捕・送検され警察の調べに対して、「金は奪うつもりが無かった」と容疑を一部否認していました。捜査関係者によりますと、殺害された三浦さんは雇い主から指定されたパチンコを打ついわゆる「打ち子」のとりまとめ役をしていたとみられ、有馬被告と三浦さんの間には金銭トラブルがあったとみられています。